江戸時代には型紙の産地と型染めの産地は分かれるようになりました。
柿渋と和紙に恵まれた鈴鹿山系に近い白子では伊勢型紙が、会津の喜多方では会津型がそれぞれ有名になり、その型紙を使った型染めが全国各地で盛んになりました。
こうした分業による型染めに一石を投じたのが人間国宝になった芹沢銈介さん。
これまでの型紙にはないデザイン性に富んだ型紙を作家自らが彫り、その型紙を使って作家自らが染める。
現代の型染めはこうしてはじまったと言えるでしょう。
その型染めに那須塩原で挑んでいる鈴木葉子さんの作品展です。
~伝統的な日本独特の染色法「型染」をしています。
餅米で作った糊と美濃和紙を柿渋で塗り固めた渋紙を使った染色です。
多くの工程があり、全て手作業で一人で完結できる染色方法ですが、今のデジタル社会ではほぼ絶滅状態になりました。この機会に是非一度ご覧いただければ幸いです。
略歴 山形県上山市出身、栃木県那須塩原市在住、日展会友、日工会評議員 ~
7月11日の土曜日から19日の日曜日まで、15日の水曜日は休館日となります。11日(土)12日(日)18日(土)19日(日)は鈴木さん在廊されます。
